事事務
長期にわたる規模の大きな仕事。
責任をもって向き合うからこそ、
達成感もケタ違いの大きさに
営業
K.K.
2021年入社
東京支店 建築営業部
法学部法律学科卒
入社の決め手になった温かな雰囲気は、
仕事をするうえでも最適の環境
大学時代は自転車のサークルに所属しており、休日は郊外をサイクリングしたほか、合宿では東北や九州を回ったこともあります。その道中で多くのダムやトンネルを見ました。自転車で走ると、車や電車の窓から見るとき以上にそれらの構造物の大きさや迫力を体感できます。また、インフラが地域や人々の暮らしを支えていることを実感し、その重要性を強く感じました。この体験からゼネコンへの入社を志望するようになりました。佐藤工業を選んだのは、創業160年を超える歴史と「トンネルの佐藤」と言われる高い技術力に加え、人事担当の方を通して感じた温かい社風が魅力だったからです。そして、入社前に魅力に感じた社風は期待通りでした。法学部出身の私にとって建築は初めて触れる分野なので、わからないことや知らない用語にもたくさん直面します。もちろん自分で調べる・考えることもしますが、わからないときは先輩や上司に相談をします。皆さんは気軽に相談に乗ってくれますし、丁寧に教えてくれます。また、私が担当するお客様への営業同行だけでなく、先輩の取引先に私も同行させることで、日々学びの機会を提供してくれています。営業部に配属される前に約2年、建築の施工現場で工事事務の仕事を経験できたことも、建設業への理解を深め、他職種の方とのコミュニケーションを経験するいい機会になりました。
人との出会いが醍醐味。
出会えば出会うほど、成長できる
営業の仕事は、「こんな計画があるんだけど、よかったら提案してくれませんか」という依頼をいただくところからスタートすることが多いです。案件を社内に持ち帰り、設計をはじめとした各部署に情報を展開。部署の垣根を超えて検討を行い、プランを取りまとめてお客様に提案することが私の役割です。主なお客様は官公庁やディベロッパー、コンサルティング会社など多岐にわたりますが、それぞれ担当のお客様や案件が割り振られます。現在私が担当している再開発プロジェクトでは、地域の地主さんや店舗の方をはじめとした関係者で構成される再開発組合がお客様になっています。この仕事のおもしろさは、さまざまな人に出会えることです。たくさんの人に会い、話をして、多くの知識を得れば得るほど営業職としての引き出しが増えていき、いい仕事につながります。その結果、さらに多くの人との出会いにつながります。私は営業に配属となって1年半ですが、これまでの仕事では出会えなかったような人々からいろいろな話を聞き、自分の知見が増えていく。このように自分の成長が感じられる日々が楽しいと感じています。また、仕事の規模が大きいことも、建設業ならではのおもしろさです。造るものも大きければ、金額も大きいです。建物を造り上げるためには、まずは情報収集をはじめとした営業活動を数年にわたって行い、工事を受注。その後、着工から、竣工、引渡しという流れになりますが、情報の入手から引渡しまで5年以上の期間を要することも少なくありません。営業は受注することだけが仕事ではなく施工中、引渡し後のアフターフォローまで長いスパンでお客様とお付き合いをしていくことが大切です。佐藤工業では顧客対応を含め若手のうちから大きな案件を任せてもらえます。もちろん責任も大きく苦労する場面とも出会うのですが、だからこそ工事が完成し、お客様に建物を引渡すときの達成感はたまりません。
再開発のエキスパートに。
周囲から頼られる人材をめざす
今、目標としている人物は営業部の部長です。部長はとにかく人脈が広く、さまざまな分野の専門家とつながりを持っており、いわば部長が「情報の要」なのです。当然、周囲からの信頼も厚いです。一歩一歩、部長のような営業職に近づいていきたいと考えています。また、現在担当している再開発という分野を深掘りしていきたいという目標があります。再開発には、関係者の意見や利害の調整、事業の収支計画に関する知見など、多様な知識やスキルが求められます。それらを身につけていき、「再開発はあの人に任せておけば大丈夫」と言ってもらえるような人になりたいです。この目標に向け、再開発プランナーという資格の取得をめざしています。加えて、営業の知識を向上させ、お客様に提案する際の信頼感を高めるためにも積極的に他の資格も取得したいと考えています。佐藤工業では再開発のほかにも、物流施設やアリーナをはじめとした、多様な建築プロジェクトを担当することができます。分野を超えたチャレンジをしていき、知識と経験を積み重ねることで周囲から信頼される人材になりたいと思います。
入社して最初に配属された図書館建築現場の竣工写真です。慣れないことも多かったですが、現場のチームの雰囲気が良く、充実した毎日でした。工事が進み、建物が完成したときの感動は今も忘れません。この写真を見ると当時の苦労や感動がよみがえります。