SERVICE & TECHNOLOGY
技術とサービス
外殻プレキャスト柱部材 シェルコラム
特長
部材の軽量化によるコスト低減
フルPCa柱の約30%という軽量部材。揚重機を小型化し、コストを低減します。
安定した建築品質
柱部材は、せん断補強筋を内蔵。工場で生産するため、常に安定した高品質を確保します。
高い耐久性
後打ちコンクリートと一体化するために、打継ぎ面にコッター/凹凸を設けています。
環境保護に貢献
木製型枠を使用しないため環境保護につながります。
概要
シェルコラムは、外殻プキャストコンクリート梁部材:SHER-Column/Sato Kogyo Hight Ecological Reinforced concrete Columnの略称で、コンクリートの品質向上や躯体工事の省力化、および地球環境保護を目的として開発された、せん断補強筋内蔵の型枠兼構造部材です。
ショッピングセンター、工場、倉庫、高層集合などの独立性の高い建物、階高の高い建物などに適しています。
省力化でコストを低減しつつ、品質確保
シェルコラムは筒状の外殻部分に帯筋を内蔵するプレキャスト部材です。
柱主筋を包み込むようにシェルコラムを設置し、その内部にコンクリートを打ち込んで柱を構築します。
従来のフルプレキャスト柱と 比較して約70%もの軽量化を実現します。
そのため、揚重機の小型化によるコストダウンが可能になります。
シェルコラムは工場で生産し、現場で組み立てるため、在来と比べ現場での作業を大幅に省力化すると同時に安定した品質を確保します。
申請期間も短期間
シェルコラムは(財)日本建築センターの一般評定を取得しているため軒高60m以下であれば、建物ごとの個別評定の取得は必要ありません。
通常の確認申請で済み、早く着工できます。
認定取得番号BCJ-C2147
品質の均一化・安定化、耐久性向上を実現
シェルコラムの製造用システム型枠は独自に開発。この型枠を使用し、工場で高強度・高流動コンクリートをポンプ圧入工法で打設し製造するため、高品質、安定化を実現しています。
また、高強度コンクリートを使用しているため、中性化に対し高い耐久性を有しています。
後打ちコンクリートと一体化させるために内面にコツター/凹凸をつけて在来部材の柱と同等の性能であることを実験で確認しています。