技術とサービス

本文印刷

発破工法によるトンネルの活線拡幅 ELLTM(エルトン)

概要

近年、トンネルでの交通渋滞解消、道路構造令の一部改正、物流車輌の大型化やトンネル老朽化などに対応するために、トンネルの断面拡幅技術が求められています。トンネルの拡幅工事は、新たにトンネルをつくるよりも、自然への影響や用地買収が最小限ですみます。

一般車両の通行を確保したまま断面拡幅を行う、いわゆる活線拡幅の場合、従来工法では一般交通の防護を兼ねた固定式のプロテクタをトンネル全線にわたり設置する必要がありました。このため、多大な工期・工費が必要であり、また掘削方式も主に軟岩を対象とした機械掘削に限定されていました。

「ELLTM(エルトン)」は、発破に対応した必要最小限の長さの移動式プロテクタを使用することで、一般車両の通行を確保したまま硬岩から軟岩までの幅広い地質状況に対応できる、トンネル延長にとらわれない活線拡幅技術です。 

【国土交通省NETIS:HR-030017-A】

プロテクタ全景模式図
プロテクタ全景模式図

移動式ステージ(防護プロテクタ)構造様式
移動式ステージ(防護プロテクタ)構造様式

特長

発破工法による掘削

発破工法による掘削ができるので、適用地山の範囲が拡大します。また、機械掘削にも対応しています。

移動式ステージの採用

トンネル全線を防護する固定式プロテクタに比べ、発破に対応した必要最小限の長さの移動式ステージを用いることで、工期の短縮とコストダウンが図れます。

発破防護隔壁の採用とステージの強化

発破防護隔壁の採用とステージの強化により、一般車両の安全を確実に確保します。

休工時の2車線確保

観光シーズンなどの休工時にはステージの脚を拡げて2車線を確保でき、交通集中時の渋滞緩和に役立ちます。

トンネル内のクリーンな環境を確保

集じん機・換気設備・隔壁の効果的な配置により粉じんを直接坑外に排出し、トンネル内を常にクリーンな環境に保ちます。

この技術を用いた工事実績

お問い合わせ

メールでのご相談はこちら お問い合わせフォーム

このページの上へ