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ウォータージェット削孔による補強鉄筋の挿入工法

概要

ウォータージェット工法による削孔(以後WJ削孔)は、超高圧水発生装置による超高圧水をWJ削孔はつり装置を介して吐出しコンクリートを削孔する技術です。この技術を利用し、既存鉄筋を損傷せずに補強鉄筋の挿入孔を削孔可能とする工法です。

鉄筋を損傷せずに削孔できることから、補強鉄筋の挿入工法として有効活用でき、既設構造物を健全に保つことができます。また削孔速度も速いことから、削孔本数が多いほどその効果があります。

主要資機材

機材名 仕様 単位 数量 使用目的
超高圧水発生装置 155Mpa、300HP
83リットル/min・MAX
1 超高圧水送水
WJ削孔はつり装置 φ75~95 L=4.8m 1 コンクリート穿孔
はつり
水中ポンプ 2吋 1 給排水
集水ポンプ   1 排水
水タンク 10m3 1 給水用
超高圧ホース 2500kg/cm対応 1 超高圧水送水100m
コンプレッサー   1 ノズル回転駆動

 

超高圧水発生装置

超高圧水発生装置

WJ削孔はつり装置

WJ削孔はつり装置

施工状況

施工状況

削孔穴状況

削孔穴状況

特長

鉄筋を損傷しない

水だけを使用しての削孔であることから既設構造物内の鉄筋を損傷しません。(コアボーリングでは、鉄筋を切断してしまう可能性があります)

削孔速度が速い

鉄筋に支障しなければ、深度(水平)5mを60分で削孔できます。(コアボーリングでは約5時間)

削孔内面が凸凹であり、付着強度が高い

コンクリート内の砕石を削り取るため、孔内が凸凹となり鉄筋の付着強度を高めることができます。(コアボーリングでは、孔の内面は平滑です)

処理水がヘドロ状にならない。

砕石は砕くのみであるため、粒径が大きくヘドロ状になりません。

適用事例

既設構造物の改良に伴う補強鉄筋の挿入に際して、D51の鉄筋を4.8m既設構造物内に定着させるための削孔に適用しました。

既設鉄筋の組立精度により、鉄筋に支障することがありましたが、再削孔(若干の角度変更あるいは、別位置)により、106本すべてを施工完了しました。

(事前に充填状況を把握するための実証実験を実施。その結果を参考に、鉄筋の定着には高流動無収縮モルタルを使用し、口元にボックスを取り付け、先に充填した後、鉄筋を挿入する方法を採用。)

 

D51挿入後状況

D51挿入後状況

実証実験におけるモルタル充填状況

実証実験におけるモルタル充填状況

施工実績

  • 有楽町線小竹向原-千川間連絡線設置向原工区土木工事(東京地下鉄):既設躯体補強

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