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RC造超高層システム SHRC/Satokogyo Highrised Reinforced Conorete

特長

快適、安全。 これからの超高層住宅はSHRC


限られた土地の有効利用は、21世紀の重要な課題です。 

SHRCは、風に揺れにくく建設コストの安い鉄筋コンクリート造の特長を活かした「RC造超高層住宅システム」。

従来のRC造の高さの限界をはるかに超える50階以上の超高層住宅を実現します。

高強度材料の使用や施工法の合理化により経済性はもちろんのこと、安全で居住性の高い超高層住宅を提供します。

概要

高強度・高品質・高精度の構造体


SHRCの技術的な特長のひとつは、材料の高強度化です。 

コンクリートは、低熱ポルトランドセメントと高性能AE減水剤を使用した超高強度コンクリート。通常のコンクリート強度の3倍を超える、80N/mm2を実現しています。鉄筋にも700N/mm2の高強度鉄筋を用いています。

2つめは、耐震設計法の高度化です。

構造設計に充実したデータベースや解析プログラムを持つ支援システム「SHRC S.D.S.S (Seismic Design Support System)」 を開発。各構造部材の検討をスピーディに、しかも詳細に繰り返し行うことができ、最適設計に大きな威力を発揮しています。 また、構造実験による耐震安全性の確認も入念に行っています。

工期が大幅に短縮

Pca複合化工法により、大幅な工期短縮が実現しました。

まず仕上げを施した外壁やバルコニーをセットしていくため、外部足場が不要であること。仮設や型枠、サポート類の工事がきわめて少ないこと。工程自体が大幅に簡略化され、手順がスッキリしていること。そして部材の精度が高いので、次の工程へスムーズに流れることなど。

以上の効果により在来のRC工法では1フロア12日間が標準とされていた1サイクルの工程をわずか5日間に短縮しました。 

トータルなコストダウンを実現

SHRCの躯体工事費は、鉄骨が不要になることに加え、PCa複合化工法の特長である短工期、省力化、省資源化がそのまま建設費の削減につながるため、同規模の鉄骨鉄筋コンクリート造に比べ、およそ85%となります。

工場での合理的な部材生産と相まってトータルなコストダウンが可能です。

サイクル工程図
サイクル工程図

自由度の高い住戸設計

 現代の住宅に要求される条件の一つは、住戸プランの自由度が高いこと。

 純ラーメン構造のSHRCは構造壁がないので戸境壁や間仕切りの位置に制約を受けず、柔軟な住戸設計が可能です。さらに、超高強度コンクリートや高強度鉄筋の採用により、柱間隔を広くとることができ、梁や柱などの構造部材もスリム化。従来の高層鉄筋コンクリート造と比較して、柱の断面は3分の2から4分の3です。

 これにより広々とした室内空間を確保でき、住居空間のいっそうの有効利用が図れます。

地球にやさしいクリーンな工法

 PCa複合化工法の採用により、型枠用合板や木材、仮設工事材料などの現場作業に要する資材が極めて少なくてすみ、森林資源の保護に貢献します。また、廃棄物の量も大幅に減少。工事中の騒音や粉塵も少なく、作業環境は向上し、周辺環境への影響も減少します。

 整然と組み立てられていく工程は、建築工事のイメージアップにつながり、近隣からも好印象を得られます。 

その他

PCa複合化工法

 鉄筋コンクリート造の構成部材である柱、梁、床などを工場で生産し現場で組み立てるプレキャスト工法と現場打設工法を組み合わせた工法です。工程は従来に比べ格段にシンプルになります。どの部材をプレキャストするかは、現場の状況に合わせてベストな方法を決定。工期短縮とコストダウンに大きな力を発揮します。部材は現場で組み立てた後、コンクリートにより接合、一体化。接合には多くの実験を通じ、容易で確実な方法を開発しました。PCa部材の高い品質を活かし、信頼性の高い構造体を生み出します。

より快適な居住性を求めて

 高層階では、風揺れや振動が少ないことが快適な居住性の大きな条件です。佐藤工業では、風洞実験や解析プログラムを用い風に起因する揺れや音など、高層住宅の居住性を阻害する要因の低減を多面的に研究。ビル風など、近隣環境への影響を含め詳細な検討を行っています。

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