真立ダム

竣工年月 昭和4(1929)年
場所 富山県
発注者 北陸電力株式会社
形式 バットレスダム 
堤高 21.8m
堤頂長 61.2m
堤体積 4,000m3
使用目的 発電
貯水容量 26,000m3
備考 <バットレスダム>
水圧を受ける鉄筋コンクリート版を扶壁(バットレス)で支える構造のダム。扶壁式ダムとも言われます。構造と施工が複雑で、国内で最近建設されたものはなく、大正から昭和初期にかけて造られたものが6例あるのみです。

笹流ダム(北海道)
丸沼ダム(群馬県)
真川ダム(富山県)
真立ダム(富山県)
恩原ダム(岡山県)
三滝ダム(鳥取県)

真立ダムを下池に祐延ダムを上池として、昭和9年5月から昭和43年まで揚水式発電を行ないました。その高落差621mは一般水力では日本一です。