仙人谷ダム

竣工年月 昭和15(1940)年
場所 富山県
発注者 関西電力株式会社
形式 重力式コンクリートダム 
堤高 47.5m
堤頂長 77.3m
堤体積 37,000m3
使用目的 発電
貯水容量 14,121,000m3
吉村昭の小説「高熱隧道」の舞台 黒部峡谷鉄道の終点・欅平から黒部ダムまで関西電力の工事用輸送路「黒部ルート」が続きます。欅平から竪坑をエレベーターで200メートル上がると、トロッコはそこからトンネルを走ります。そのトンネルは仙人谷ダム建設のために建設されました。
吉村昭の小説「高熱隧道」の舞台で、硫黄のにおいがトロッコの車内にプーンと漂い、建設当時は岩盤温度が摂氏130度にも達し、ダイナマイトが自然発火するほどだったといいます。