CSR

本文印刷

社長メッセージ

社会的課題の解決を通じ、さらなる企業価値向上を

当社は文久2(1862)年、北陸の富山において創業し、わが国の国土開発の推進・発展とともに、157年を超える歳月を総合建設業の一員として歩んできました。これもひとえに、皆様方のご支援・ご指導の賜物であり、深く感謝申し上げます。

近年、日本国内においては、様々な災害が発生しています。東日本大震災、熊本地震に続き、昨年9月には震度7の北海道胆振東部地震が発生し、北海道エリア全域に及ぶブラックアウトが発生しました。また、大型化した台風が日本列島を縦断し、全国各地で甚大な被害をもたらし、多くの方が被災されています。 当社は建設会社として、震災の復旧・復興や、防災・減災につながるプロジェクトに積極的に参画していくことで、企業の使命を果たしていきます。

わが国の建設投資は、東日本大震災の復興や2020 年東京オリンピック・パラリンピックに伴う需要に押し上げられ、緩やかな回復基調が継続しています。

業績好調の建設業界ですが、一方では多くの課題が未だ山積しています。その課題の一つが「担い手の確保・育成」です。技能者の高齢化や若年層の建設業離れにより、今後さらに担い手不足が進むものと思われます。そのため、他産業以上の賃金水準を確保し、現場環境を改善することにより、建設業を魅力的な産業へと変革して、将来の担い手を確保していかなければなりません。

当社では「週二閉所アクションプログラム」にもとづき、2022年4月までに全作業所における週二閉所実現をめざして取り組んでいます。その推進には「生産性の向上」が必要不可欠であり、BIM・CIM・ICT技術をさらに高めるとともに、広く現場へ水平展開していきます。また、技能者の処遇改善を目的とした「建設キャリアアップシステム」も、積極的に活用していきます。

2015年9月に開催された国連サミットで、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択されました。これは、国際社会と各国政府が今後15年間の繁栄と福祉の共有を促進するための行動計画として、持続可能な開発目標「SDGs(17の目標と169のターゲット)」が掲げられています。当社グループでは、持続可能な社会形成に寄与するために配慮すべき3つの要素とされる「ESG (環境・社会・ガバナンス)」分野の課題とも併せて、事業活動とSDGsに掲げる目標とを関連付け、優先的課題を特定しました。今後は、課題解決に向けた継続的な取り組みを推進していくことで、皆様からの信頼をいただき、さらなる企業価値の向上を実現してまいります。

本年も社会環境報告書を発行することができました。皆様にご高覧賜り、当社に対するより一層のご理解と、忌憚のないご意見をいただくことができれば幸いに存じます。

2019年10月

宮本 雅文佐藤工業株式会社
代表取締役社長

宮本 雅文

このページの上へ