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第33回土木施工技術報告会を開催
2025年11月06日
佐藤工業は、2025年10月31日(金)、茨城県つくば市の「技術センターSOU」をメイン会場として、『第33回土木施工技術報告会』を開催しました。
今回も多くの職員が聴講できるように、海外を含む本・支店など8会場をWeb会議システムで結び、また作業所所属の職員各自が全国各地から視聴することも可能にして、約180名が参加。また、川田テクノロジーズ(株)・川田建設(株)・若築建設(株)からもご出席いただきました。
開会にあたり平間社長は、「当報告会は、技術の研鑽の場として、またプレゼン力向上の場として、非常に有用な機会。今回は海外を含む全ての支店から発表があり、さまざまな現場の最新の内容の発表が行われる。新たな気づきやアイデアを着想する良い機会にしてほしい。またこれまでに蓄積された数多くの報文も皆さんが直面する課題解決のヒントとして役立てて欲しい。そしてこのような活動の積み重ねが、新技術の開発や職員の技術力向上に繋がり、当社のさらなる発展に寄与するものと確信している」と挨拶しました。
そして国内外から集まった42編の報告のうち以下の14編が発表されました。また、土木研究部から「発破パターン自動適性化システムの現場実証」、ICT推進部から「ARによる現場可視化」といった取り組みが紹介されました。
当社ではこれからも、施工現場における創意工夫、顧客や地域の皆さまの満足度向上への取り組み、環境配慮への取り組み、CIM・ICTの活用事例などを水平展開していき、総合的な技術力・現場力の向上を図るとともに、社会的使命を果たす真摯なものづくりに取り組んでいきます。
【発表報文】(発表順・敬称略)
1.「狭小断面における連続ベルトコンベアシステムの運用管理について」
札幌支店 西川 智生
2.「レール式LiDARによる土量計測」
東京支店 山本 汐音
3.「クレーンAI監視システム『WIT 3rdEYE』の開発」
若築建設(株) 技術研究所 壹岐 直之
4.「覆工セントル自動セットの現在地と今後の課題について」
大阪支店 山本 茂夫
5.「マスコンクリートの施工における品質確保対策について」
九州支店 糸川 拓也
6.「アーチ型外構擁壁打設における後添加型高流動コンクリートの使用」
東京支店 飯塚 建
7.「カーボンニュートラルを戦略的に進めるにあたり、
本格的にバイオ燃料を導入したパイロット工事について」
川田工業(株) 橋梁事業部 居山 和徳
8.「旧橋台を利用したベント基礎による鉄道橋施工」
北陸支店 賀上 諒太朗
9.「鋼管ソイルセメント杭の施工精度の向上にむけた取り組み」
札幌支店 齋藤 匠馬
10.「高い桁下空間を有する高速道路跨道橋の撤去工法」
川田建設(株) 北陸支店 野岸 由二朗
11.「コンパクトシールド工法の施工と特徴」
名古屋支店 赤井澤 直哉
12.「基礎構造物の分割施工と管理について」
東北支店 佐藤 大輔
13.「ボックスカルバート鉄筋変更の取り組みについて」
名古屋支店 土屋 憲一
14.「設計の合理化によるコスト削減について(その2)」
シンガポール支店 豆田 憲章
【技術センターの取り組み報告】
◆ 「発破パターン自動適性化システムの現場実証」
土木研究部 加藤 謙吾
◆ 「ARによる現場可視化」
ICT推進部 山口 和也






