CSR

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社長メッセージ

信頼され、選ばれる企業へ

当社は、文久2(1862)年に創業し、155年を超える歳月を総合建設業の一員として、わが国の国土開発の推進・発展とともに歩んできました。これもひとえに、皆様方のご支援・ご指導の賜物であり、深く感謝申し上げます。

今年は、7月の九州北部豪雨をはじめとして、全国各地で集中豪雨による河川の氾濫・土砂災害などが発生し、多くの方が被災されています。被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。近年、気象変動の影響は顕在化しつつあり、水害等の頻発化・激甚化が今後も懸念されるところです。当社では、建設業の使命として、迅速・的確に対応する体勢を整えており、防災・減災を図るプロジェクトにも積極的に携わることで、皆様の暮らしを守り、安全・安心を向上させる役割を果たしていきたいと考えています。

さて、国内の建設市場は、各地の災害復旧・復興事業に加えて、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの施設建設・関連インフラ工事等が本格化しつつありますが、コストの上昇、労働者の不足等の懸念材料が比較的落ち着いていることから、堅調を維持しています。

ただし、建設業界では、労働者の高齢化や若年層の担い手不足がもたらす「将来への懸念」を払拭するため、生産性の向上が喫緊の課題となっています。当社では土木・建築に専門の部署を新設し、これらを中心として、ICT(情報通信技術)などを活用した建設現場の生産性向上に積極的に取り組んでいるところです。

また、担い手確保のため、職場環境整備に向けた“働き方改革”への取り組みも最重要課題です。当社だけでなく、発注者・協力業者の皆様とともに進めていく必要もあり、問題は山積していますが、一歩ずつ着実にかつ継続的に取り組みを推進し、企業価値の向上につなげていきたいと考えています。

一方で、建設投資や各種事業で発生する建設廃棄物・二酸化炭素排出量の削減など、環境問題は重要な課題です。建設事業における環境対策の推進、太陽光発電によるクリーンエネルギー供給など、環境保全にも積極的に取り組んでまいります。

企業価値の向上には、単なる規模の拡大ではなく、顧客満足度、さらには社会満足度を高めることが必須となります。当社は多様化する社会ニーズに向き合い、それらに応える技術集団として、「社会から信頼され、選ばれる企業へ」さらなる進化をめざしたいと考えています。

本年も社会環境報告書を発行することができました。皆様にご高覧賜り、当社に対するより一層のご理解と、忌憚のないご意見をいただくことができれば幸いに存じます。

2017年11月

宮本 雅文佐藤工業株式会社
代表取締役社長

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