CSR

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社長メッセージ

企業使命を果たし、さらなる価値の向上を

当社は1862年、近代日本の黎明期に創業し、わが国の発展とともに総合建設会社として今日まで歩んできました。これもひとえに、皆様方のご支援・ご指導の賜物であり、深く感謝申し上げます。

2018年は、北陸地方の豪雪に始まり、草津白根山の噴火、大阪府や北海道での地震など様々な自然災害が発生しました。特に7月の西日本豪雨では、過去に経験のない雨量が河川の氾濫・土砂崩壊を引き起こし、広範囲にわたり多くの方が被災されています。被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。当社では、建設業の使命として、防災・減災を図るプロジェクトにも積極的に携わることで、皆様の暮らしを守り、安全・安心を向上させる役割を果たしていきたいと考えています。

さて、国内の建設市場は堅調に推移しています。しかし建設業界では、労働者の高齢化や若年層の担い手不足が深刻化しており、将来にわたって担い手を確保していくためにも、魅力ある産業として「働き方改革の推進と生産性の向上」を、業界全体で進めていかなければなりません。

当社では、策定した「週二閉所アクションプラン」にもとづき、4年後の2022年4月までに、全作業所における週二閉所をめざし、その取り組みを加速させる所存です。生産性の向上については、昨年末に竣工した建築の「静岡県富士山世界遺産センター」において、3次元曲面の施工にBIMを駆使し、成果を上げました。土木においては、UAVを用いた測量やICT施工管理技術を、パイロット現場から他の現場へと展開を始めているところです。

一方で、建設投資や各種事業で発生する建設廃棄物・二酸化炭素排出量の削減など、環境問題への取り組みも重要な課題です。建設事業における環境対策の推進、太陽光発電によるクリーンエネルギー供給など、環境保全に継続して取り組んでまいります。

また、持続可能社会への貢献が企業に求められています。当社は、次期中期経営計画の策定において、ESG(環境・社会・ガバナンス)やSDGs(持続可能な開発目標)への事業活動における取り組みを整備していきます。これらの活動を通じて、社会満足度を高めていくとともに、ステークホルダーの皆様から信頼をいただき、さらなる企業価値の向上を図っていきたいと考えています。

本年も社会環境報告書を発行することができました。皆様にご高覧賜り、当社に対するより一層のご理解と、忌憚のないご意見をいただくことができれば幸いに存じます。

2018年10月

宮本 雅文佐藤工業株式会社
代表取締役社長

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