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マレーシアの現地技術社員が研修

2017年04月05日

佐藤工業は、日本の高い施工技術や品質・安全管理等を学んでもらおうと、定期的に海外の現地技術社員を招いて、国内の現場見学等による研修を実施しています。

今回、海外現地法人である佐藤工業マレーシア社の建築技術社員6名が来日し、2日間にわたって4現場を見学して、研修を行いました。

来日した社員は、初日の2017年3月30日午前に本社を訪れ、関係役員等の歓迎挨拶の後、自身の経歴等を交えながら自己紹介。プラントや工場建設の現場で施工・技術・設計監理を担当している社員、店内で見積り・積算を担当している社員など、マレーシアにおける当社の建築工事を支えている皆さんです。

店内で当社の歴史や国内事業について説明を受けた後、静岡県富士宮市で当社JVが施工中の「富士山世界遺産センター(仮称)建築工事」の現場を見学。逆円錐形の木格子で“逆さ富士”を表現した構造が特徴の当工事は、現在最盛期を迎えています。複雑な鉄骨建方をほぼ終え防水・外壁工事が進む中、狭いエリアでの施工手順や品質管理・検査、仮設設備や安全設備などを興味深く見て回り、活発に質問して写真に収めていました。

翌31日には、RC造24階建て住宅を建設中の西新宿3丁目作業所の他、赤塚作業所、清澄白河作業所を見学。用途や進捗状況の違う建築工事を見学することで、日本の施工技術等を学びました。

当社の海外工事にあたっての基本は、それぞれの国の文化を大切に現地に根付いた施工システムを確立し、お客様のニーズにあった高い品質の施工をすることです。今後も研修を重ねることで、システムに磨きをかけさらに高めていきます。