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RRR工法(Reinforced Railroad with Rigid Facing-Method)

概要

RRR工法(Reinforced Railroad with Rigid Facing-Method)とは、補強土工法の原理を用いて、従来形式の擁壁の代替え工法として開発された新しい土留め(補強土壁)工法です。

従来の擁壁は、力学的に考えれば、土による作用外力(土圧)に対して、躯体重量や基礎の地盤反力で支えようとする構造であり、土と敵対し、力には力で対抗しようとする思想の構造物でした。これに対して補強土壁工法は、土中に引張り補強材を配置することにより土自身の安定化を促進する方法であり、土と共存しようとする思想の構造物です。 

RRR工法は、適用箇所において盛土と地山の違いによって大きく2つに分けられます。

RRR-B工法:盛土補強土擁壁工

面状補強材(ジオテキスタイル)と剛壁面を用いて盛土のり面を鉛直に構築する盛土補強土擁壁工法です。

RRR-C工法:地山補強土擁壁工

棒状補強材と剛壁面を用いて斜面を急勾配化する地山補強土擁壁工法です。

RRR-B工法(盛土補強)

RRR-B工法(盛土補強)

RRR-C工法(切土補強)

RRR-C工法(切土補強)

(出典: RRR工法協会 のホームページより)