技術とサービス

土木構造物の耐震設計技術

概要

1995年には兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)が発生し、近年でも能登半島地震(2007年・震度6強)、中越沖地震(2007年・震度6強)、静岡沖地震(2009年・震度6弱)、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災、2011年・震度7)といった大きな地震が発生しています。このように日本は世界有数の地震国であり、構造物の設計に際しては地震に対する安全性の確保が重要課題となります。 

 

耐震設計技術とは

耐震設計技術とは、その地域で想定される地震に対して、必要な安全性を確保した構造物を設計する技術です。

想定される地震はレベル1地震動とレベル2地震動に分けられ、レベル1は頻繁に起こる中小地震動、レベル2はまれにしか起こらない大地震動とされています。以前はレベル1地震動の検討のみ行われていましたが、阪神・淡路大震災を境に、レベル2地震動を考慮するようになりました。なお、設計用地震動は各地で発生した大地震の観測データを基に修正されており、これらを用いて適切に耐震設計を行う必要があります。

阪神・淡路大震災(土木研究所サイトより画像を引用)

阪神・淡路大震災(土木研究所サイトより画像を引用)

新潟県中越地震(土木研究所サイトより画像を引用)

新潟県中越地震(土木研究所サイトより画像を引用)

佐藤工業では、これまでに鉄筋コンクリート耐力や変形性能の実験データ蓄積を始めとし、地盤および土木構造物の地震応答解析の技術向上に努めてきました。また、約30年間にわたり、原子力発電所の工事計画認可申請用設計および耐震バックチェック等の業務を継続的に受託し、地盤および土木構造物の耐震設計技術ならびに設計品質の向上を図ってきました。
現在では、こうした耐震技術の蓄積を活かし、火力・原子力発電所の取水・放水設備を主体として地盤と構造物の連成系モデルによる非線形地震応答解析(等価線形:SuperFLUSH、非線形:TDAPⅢ)を利用した耐震設計・耐震診断・補強検討業務を多数受託しています。
また、地盤の非線形地震応答解析(MDM、YUSAYUSA)、液状化流動解析(ALID/Win)、および有効応力地震応答解析(FLIP)を用いた液状化・残留変形評価も行なっています。

 

解析可能な技術一覧


     耐震設計の流れ

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FEM解析モデル例

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