技術とサービス

衝撃締固め工法

概要

本工法は、地盤内にグリッド状に配置した爆薬を発破し、この衝撃力によって人工的に地盤を液状化させ、液状化後の再堆積により地盤を締固める工法です。 



発破後3分 発破孔からの地下水の噴出状況

発破後3分 発破孔からの地下水の噴出状況

発破後30分 液状化現象の発生状況

発破後30分 液状化現象の発生状況

特長

施工性、経済性

施工方法は、削孔‐装薬‐発破とシンプルで、発破はごく短時間で終了するため、低コストで迅速な施工が可能となります。

広範囲の改良に最適

発破孔の削孔は特殊機械や大型機械を必要とせず小型汎用機を用いるので、複数台の施工機械の投入できます。 

工程・工事費に占める割合の多くは削孔工であり、このため、広範囲な工事ほど、更なる工期短縮、工事費低減が可能となります。 

効果的な改良

発破により人工的に液状化を生じさせることから、液状化しやすい地盤ほど改良効果が大きく、地盤を効果的に締め固めることができます。また、最適な発破の深度、装薬量の設定により、所定の対象層の改良が可能となります。

短期間に広範囲を低コストで施工でき、弱い層を改良し地盤の均質化が図れる本工法の特徴から、他の地盤改良工法と併用する場合においても、より良い効果が期待できます。

発破の安全性、周辺への影響

爆薬は安全性に優れ水中で使用可能なエマルション系含水爆薬を使用し、雷管は電位差や落雷などの誤爆の影響を受けない非電気式の導火管付き雷管を使用するため、安全かつ確実な地下水中の発破が行われます。

発破による振動、騒音、沈下などの周辺への影響については、最適な発破仕様の設定により対応が可能です。

施工実績

平成 9年 3月 現場実証実験 千葉県市川市 行徳 
平成10年11月 現場実証実験千葉県 東金市
平成11年 8月  試験施工 茨城県 ひたちなか市 火力発電所貯炭場の液状化対策を受注(臨海埋立地の液状化対策工)
平成13年 6月 人工液状化実験 北海道 十勝港 (独)港湾航空技術研究所を主体とした共同研究 
         港湾・臨海部都市機能の耐震性向上に関する実物大実験                    
         (第1回予備実験:6月)(第2回予備実験:9月)(本実験:11月)(追加試験:12月)
平成15年 9月 十勝沖地震発生 十勝実験場所の液状化被害調査を実施 発破領域の液状化が少ないことを確認
平成16年10月 現場実証実験 愛知県 豊橋市 三河港神野西埠頭 (本実験)
平成17年11月 技術評価証を取得  (財)沿岸技術研究センター「港湾関連技術確認審査・評価事業」        
平成19年 3月 人工液状化実験 予備試験 福島県 相馬港人工液状化予備実験 曲り削孔発破検証
平成19年10月 人工液状化実験 北海道石狩湾新港 実物大航空施設を用いた人工液状化実験(国土交通省受託)
          世界でも例の無い大規模な発破を行い、安全性、確実性が立証されました。

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